HOME / ステビアの安全性
ここでは具体例を取り、ステビア製品「ファームA」(ステビアエキス100%)に対して行われた安全性試験の詳細結果を記載します。
ファームAの成分例
種類 | 成分 | 含有量(資材100gあたり) | 備考 |
エネルギー | 47kcal | ||
水分 | 84.2g | ||
たんぱく質 | 3.6g | ||
脂質 | 0.4g |
|
|
炭水化物 | 7.3g | ||
灰分 | 4.5g | ||
水素イオン濃度(ph)※ | 4.2 | ||
糖度(Brix)※ | 10.0-11.5 |
|
|
ミネラル類 | カルシウム | 120mg | 原子吸光光度法 |
鉄(Fe) | 1.3mg | ||
ナトリウム(Na) | 22mg | ||
カリウム(K) | 2,310mg | ||
りん(P) | 200mg | モリデンブルー法 | |
ビタミン類 | β-カロチン | 54μg | 高速液体クロマトグラフィー |
ビタミンA効力 | 30IU | ||
ビタミンB2 | 0.28mg | ||
ビタミンB6 | 0.36mg | ||
ビタミンE | 0.17mg | ||
ナイアシン | 3.9mg | 微生物学的定量法 | |
パントテン酸 | 17.4mg | ||
ビオチン | 1.8mg | ||
有機酸 | 酢酸 | 0.37% | 微生物学的定量法 |
乳酸 | 0.85% | ||
金属 | 砒素(As) | 検出されず | 検出限界0.1ppm |
鉛(Pb) | 10ppm以下 |
注:社会法人・日本食品衛生協会にて分析(1992年)
*株式会社ジェービービーにて分析
固定されている抗酸化成分
1,2-Dihydroxybenzen、3,4-Dihydroxyhydrocinnamic acid、
Nechlorogenic acid、1,5-Dicaffeloyquinic acid
ファームAの安全性データ
試験項目 | 試験機関 | 試験結果 |
急性毒性試験LD50 | 社会法人 日本食品分析センター(1991年) | 体重20gのマウス10匹に1gずつステビア原液を強制経口投与、10匹とも30分以内に正常に回復。結果として、LD50は1kgあたり50ml以上で、急性毒性は極めて低い。 |
皮膚に対する安全性試験 | JR東京総合病院皮膚科(1990年) | 健康な人の皮膚にステビア濃縮エキスを塗布後、48時間パッチを密閉塗布し判定。24時間後、42人中1人が軽微な紅斑、その他は異常なし。7日後、全員異常なし。 |
一般生菌培養試験 | 北里大学 衛生科学検査研究センター(1991年) | 陰性。 |
ドーピングテスト | 財団法人 競走馬理化学研究所(1991年) | カフェインなど薬物有無試験、48種類の薬物で陰性。 |